某平の七転

八倒か八起か考えてみたくない?

フレームアームズ・ガールと島田フミカネ

✴︎フレームアームズ・ガールとはコトブキヤが提供するガールズフィギュアコンバットとでも言うべきアニメーションだ。元々フレームアームズと呼ばれるプラキットのシリーズが存在し、フレームアームズ・ガールはそれの女性化と理解すると分かりやすいだろう。フレームアームズ・ガールは、女子高生あおとフレームアームズ・ガールと呼ばれるフィギュアサイズの喋って動く少女たちの日常を描いたアニメであり、現在最速で2話まで放送されている。

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✴︎さて、この作品のコンセプトデザインに関わっている島田フミカネと云うイラストレーターをご存知だろうか。

私が島田フミカネ氏の絵に初めて出会ったのは本格的に深夜アニメを見始めた2012年の事であった。ストライクウィッチーズ2である。優しい線と柔らかな色使い、そして大胆に描かれるミリタリ的要素。フミカネ氏の絵といったらこう云う物が多く、気がつくと私はそれに惚れていた。それからと言うもの氏が関わっている作品はよく見るようになったのだが、今回もその流れで見ている事になる。

 

✴︎氏が関わっている作品と言えばストライクウィッチーズシリーズの他にも例えばガールズ&パンツァーや艦これ、武装神姫などもそうである。特に武装神姫フレームアームズ・ガールとの共通点が多くあり、公式な関係性は存在しないものの、プラキットの互換性があるなどちょっとした繋がりがある。

✴︎さて、ここに挙げた作品の中で私はストライクウィッチーズシリーズとガールズ&パンツァーが好きなのだが、まずは手始めにストライクウィッチーズシリーズの話をしたいと思う。フレームアームズ・ガールは今期作品の新鮮な話題として話の枕に使ってしまったに過ぎないし、それは申し訳ないのでまた改めて話をしたい。

ストライクウィッチーズとは元々コンプティーク創刊号から島田フミカネ氏が関わっていた戦闘機の擬人化コラムに端を発する作品である。現在では戦闘機の擬人化ではなく第二次世界大戦中のエースパイロットの美少女化と云う形で作品は続いており、関連作品が既に三度TVアニメ化されている。それがストライクウィッチーズストライクウィッチーズ2ブレイブウィッチーズであり、ストライクウィッチーズは劇場版やOVAの劇場上映も行なっており大きなコンテンツとして確立している。ブレイブウィッチーズはまだTVアニメが1クール放送されただけなのでこれからに期待したい。

✴︎ストライクウィッチーズシリーズの主な内容としては、怪異に対抗できる魔力を持った10代女子がとにかく頑張る話で、昔から連綿と続く怪異との戦いの、1930年代から1940年代を切り取り第二次世界大戦をモチーフにして描いている。そこでは怪異という巨大な敵に対抗するために現実の世界大戦と異なり国同士が連帯して軍を組織しておりその一つがストライクウィッチーズの第501統合戦闘航空団ストライクウィッチーズであり、ブレイブウィッチーズの第502統合戦闘航空団ブレイブウィッチーズなのである。そこに所属する少女たちはストライカーと呼ばれる金属の箒を足に銃火器と言う名の魔法の杖を手に怪異と日夜戦うのだ。

私が深夜アニメにのめり込んだ一因の作品である。オススメだ。